オートバイと言えば真っ先に思い浮かぶのがカワサキではないかと思います。
1966年誕生のダブワンに始まり、1973年のダブサンを好きになった方も多いはずです。
先月7日「第34回W1ミーティング」が箱根十国峠レストハウスで行われました。
新車ではなく旧車に魅かれるバイク好きならば知らない人はいないです。
ここには200台以上のWが集結することでも知られています。
今回はオートバイの魅力についてお伝えします。

ファンたちがリプロダクトする

Wの何がファンを魅了するかと言えば排気音で、レコードに収録され発売されたくらいです。乗る人達は「奏者」としてアクセルやシフトチェンジを操作し、その音に酔いしれるのです。

また、ミーティングそのものはバイクを愛する人達で運営されているのも大きな特徴です。ミーティングに集合して、自分の愛車を自慢したり情報交換もします。

それ以外にも、メーカー供給がなくなったパーツをリプロダクションして分け合ったりもするのです。営利目的で生産していないのでリプロパーツは高値にはならないです。欧州にあるビンテージものを愛する文化のように、エンスージアストがバイクを愛でているのです。

愛好家にとって至福のひと時だと言えます。

ダブワンの凄さとは

Wは、Zに負けないほどの人気を持っています。1998年にリバイバルされたW650は人気となり2006年のW400によってファンが増えました。2008年に生産終了となるも、復活したW800が2011年から2016年まで売られていました。

メインは、1966年W1・1968年W1S・1971年W1SA・1973年650RS(W3)などとなっています。

また輸出仕様として登場したW2SS・W2TTがW1ミーティングで見られています。最終型で生産されていたW3=ダブサンは1974年の12月に打ち切りとなりました。

しかし、新車で363,000円だったのが50万というプレミアになるほど高い人気となったのです。
バイク好きにはたまらない

映画・小説にも出てきた

W1は1950年代のエンジンを主軸として1970年代で「生きた化石」とも称されていました。その頃のバイク関連雑誌にも「4発よりツイン」「ナナハンよりロクハン」といったコメントもありました。

ナナハンは750ccという排気量の大型自動二輪車、ロクハンは650ccという排気量の大型自動二輪車を言います。1977年に片岡義男氏が執筆した小説「彼のオートバイ、彼女の島」で主人公が乗っているのがW3です。

これはバイクを愛する人達にとっては周知の事実で、1986年に映画化されました。その頃はレーサーレプリカが流行っていました。個性の強いキャラクターであり、ブームに逆行する主人公に憧れた人達も多いと思います。
バイクに惹かれる人は多い

それまでのカワサキは小さい排気量メーカー?

W1ミーティングではスタミナ(K1)やK2、メグロなども見られます。これらのエンジンはW1の直系となる並列2気筒OHV並列2気筒500ccとなっています。この当時川崎重工は大排気量車を持っておらず、経営が良くなかった目黒製作所を買収・吸収合併しました。バイクを愛する人達にとっては、誰もが知る話です。

ですが、一時的に『カワサキメグロ』という名称だったというのはびっくりな話です。また、有名なバイクメーカーが小排気量だったのいうのも驚きです。

さらに、名車として人気を博したW1に使われたエンジンはメグロによるものだったのです。色んな話が混ざってしまいましたが、初めて知った人は興味を持ったかと思います。

まとめ

カワサキのバイクは、知る人ぞ知るとても有名なバイクメーカーです。愛好家たちからすると、いつか乗ってみたいと思っているはずです。W1ミーティングではマニアたちが集まりバイクを愛でています。カワサキのかつての歴史を知り、ますます好きになったという人もいるかと思います。

また、今まで知らなかった人にとってはとても新鮮な話でもあるのです。小説から映画化された作品の中でも、主人公が人気のバイクに乗っています。